最近以下のような記事がXのTLに流れてきました。

脱タムパ的思考論ー「言語化がスゲぇ」が実は全く凄くない理由。|Kenji Tomita / 冨田憲二

今はタムパ(タイムパフォーマンス)の時代と言われて久しい。特に若い世代(Z世代)を中心に「消費コンテンツの短尺化」という視点から全方位的な行動心理へ拡張されている。つまり、コンテンツを起点にあらゆる物事に人類が向き合う「態度」がせっかちになっているのである。これはいわゆる若者だけには留まらない生活・思考トレンド的な様相を呈している。このトリガーとなっているの言うまでもなくネット、スマホ、ショート動画の流れにある。 何はともあれ、信号待ちやエスカレーターでも手元のスマホでコンテンツを消費できる現代人が、より短い時間で完結する消費行動に収斂されていくのは行動心理学的にも自明であり、背景で

短時間で得られる刺激から距離を置く

身近な人がデジタルデトックスをやるということを聞き、自分もこれは必要かもしれないかもなと感じたため、自分なりにデジタルデトックスもどきを実践

読んでみて、興味深かったので備忘録として残しておきます。

最近の自分

近年の自分の性格を一言で表すと"ミーハー"が適切に思います。

ミーハーとは

ミーハーとは、特に興味など持っていなかった物事が世間的に流行しはじめた途端に飛びつくような者を指す表現。わかりやすくいうと、流行っているからという理由で飛びつく流行物好きな存在のことである。

よくよく思い返してみると昔はそうでもなかった、流行なんてクソ食らえだった気もします。

なんとなくモヤモヤした気持ちがありました。
自分が流行に乗っているのかはさて置き

  • なんでこんなに流行に敏感になってしまったのか
  • 少し過敏になりすぎていないか
  • 深く考え事をしたいのに流されていないか

あえて"言語化"するとこんな感じなのかなと思います。

さて、なんでこんなことを急に考えるようになったのかと言うと、おそらく親になったからです。
これは本当にすごい。自分のことだけでなく、家族のことを考えるようにほぼ強制的に思考が多角的になった気がします。

短時間の刺激、インスタントなコンテンツ

上記記事12で気になった文を引用します。

短時間で得られる刺激を摂取しすぎてしまっていることによって感じていた弊害は以下です。

  • 理解できるとか面白さを感じるとか、何らかの結果や刺激を得られるまでに時間がかかるということに対する耐性が減る
  • 手軽に得られる面白さに慣れて、自分の感性に本当に響くものに対するアンテナの感度が鈍ってしまう

あらゆる物事にインスタントに触れ、大して考えもせずに「分かった」つもりになる。スマホで消費するコンテンツ自体がインスタント主流であり、隙間時間でタイパを求める行動心理が促進される。ゆえに「分からない」や「知りたい」に対してじっくりと向き合うような知的態度は現代の行動様式に則ると徹底的に排除される構造にある。

自分はSNSやショートコンテンツに依存しすぎていると改めて気づきました。

感覚的に、ソフトウェアエンジニアは特にショートコンテンツに対する依存が高いように思います。
それは、日々更新される技術を追いかけたり、アジャイル的な業務をこなしていくために醸成された能力でしょう。

しかし、本当に必要で深掘りしないといけない時にも"わかった気になる"で終わってしまうのは、すごく残念です。

とても良い気づきになりました。

おわりに

今回の気づきを今年の具体的なアクションとして示すことで締めたいと思います。

  • 本を読む
  • SNS、YouTube shortの時間を制限する
  • ブログを続ける

月並みな目標になってしまいましたが、結局は落ち着いて深く考える時間をとることが重要なのかなと。